都会に住んでいる週末ドライバーにはタイムズカーシェアがオススメですが、工夫することでもっとお得に使うことができます。今回はタイムズカーシェアのTCPプログラムについてご紹介します。
TCPプログラムとは?
タイムズカーシェアでは、ユーザーが快適に利用できるようにインセンティブを用いた仕組みがあります。それが「TCPプログラム」です。全部で6つのメニューがあり、これらに該当すればポイントがたまって、たまったポイントに応じて特典を受けれるというものです。詳しくはタイムズカーシェアのホームページに掲載されていますが、利用して普通に運転していたら自然とたまるようなものです。たまったポイントによって、会員ランクがステージ1から段階的に4まで上がります。私は月に4~5回の頻度で利用していますが、だいたい1年くらいでステージ4まで上がりました。
ステージ4になると、どんな特典があるの?
ステージが上がるにつれて、優遇されていきます。例えばステージ2になると通常は2週間前から可能な車の予約が3週間前からできるようになります。ステージ3になると、ベーシッククラスの料金でミドルクラスを使うことができるようになります。最上級のステージ4は、プレミアムクラスもベーシッククラスの料金で使えます。それに加え、毎月60分のカーシェアeチケット(880円の割引)が付与されるのと、6時間を超える利用で1,000円割引という優待をゲットできます。
6時間超で1,000円割引、でも距離料金がかかる
この6時間超で1,000円割引というのが、実はポイントです。
タイムズカーシェアの料金体系は、4時間45分から6時間までの利用は4,290円です。これを超えると、15分毎に220円が加算されていき、7時間30分から12時間までは5,500円となります。ただし、6時間を超えると距離料金がかかってしまいます。1キロあたり16円ですので、例えば50キロで800円、100キロで1,600円も追加でかかります。
これを見ると、「1,000円引きはしてくれるが、距離料金がかかるのでトントンか」と思う人が多いと思います。私もそう思っていました。
距離料金を発生させずに、1,000円割引となる方法がある
最近たまたま気づいたことですが、6時間15分の利用だと、距離料金がかからずに1,000円引きとなるのです。この場合の料金は、「4,290円(6時間まで)+220円(15分)-1,000円(ステージ4得点)=3,510円」となります。
15分換算で140円、1時間562円です。かなりお得ですよね!
「6時間15分は距離料金がかからない」というのは、私の知る限りはタイムズカーシェアのホームページには書かれていないことです。ホームページには「6時間を超えるご利用時で利用開示時からの走行距離に対して課金」と書いてあります。
ステージ4で4時間45分から6時間の利用なら、返却は6時間1分まで待つ
上記から、ステージ4の場合で4時間45分から6時間の利用なら、いったん返却地に止めてから6時間1分(1分でも過ぎれば、6時間15分の利用となります)まで返却を待つことをオススメします。そうすることで780円お得になります!